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WABURO KUMA

コンセプト

対話する「和」の風呂

一日の終わりのご褒美になるようなお風呂を作りたいと思った。 色々な住環境に対応出来るようにユニットバスのシステムを利用し、肌に触れる部分には自然石と天然檜を使うことにした。 浴槽と洗い場が分かれている日本のバススタイルは海外の浴槽だけのそれと比べてともすれば面積効率が悪いように思えるが、 僕はそこに日本人特有の風呂文化を愛する気持ちが垣間見える気がする。 小さな住空間の中であっても豊かさを得られる場所としてこのお風呂をデザインした。 

Profile

隈 研吾     kengo kuma
1954年生。東京大学大学院建築学専攻修了。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。1964年に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築をめざし、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。


特徴

古来より暮らしの中で親しまれてきた慣習“湯浴み”。それは身を清めるだけではなく、心を休める大切な時間として、日本人の日常になくてはならないものでした。めまぐるしい現代において、日々の仕事から解放された住まいでのひととき、また日常の喧騒から解き放たれる旅先ではその想いはいっそうのものとなり、湯浴みの場の創造と演出は、現代人の生活空間、旅先での大切な“しつらえ”として、ますます重要なものとなっています。WABURO KUMA は、世界的に名声の高い建築家・隈研吾氏がそんな日本の湯浴み文化に思いを馳せ、設計をした癒しの空間。天然素材をふんだんに使用し、まるで自然の中でくつろいでいるかのような、ゆったりとした時間が流れる贅沢な空間です。時間との対話、自然素材との対話から生まれる癒しとくつろぎ・・・五感に響く研ぎ澄まされた湯浴み空間を今、あなたへ。

素材の特徴 : 素材の真価が生み出す寛ぎ

WABURO KUMAは、和デザインの巨匠・隈研吾氏ならではの自然素材を大切にした部材選定が大きな特徴です。見た目で自然を感じるだけにとどまらず、やさしい肌触りや素材がもつ癒し効果を生活に取り込む意図で素材を吟味し採用しました。

天然檜

豊かな芳香を放つ檜は、まるで森林浴をしているかのような香りによるリラックス効果に加え、抗菌効果や調湿効果、耐久性にも優れ、古来より多くの建築に使われてきました。木目は白く美しく、日々のバスタイムをやさしく包み込みます。

バルスストーン

スイス、海抜1,200mの高地で採掘されるバルスストーンは約5千万年前のアルプス形成によって作り出された当地特有の天然石英です。産出された石材はスイス国内で使われるほか、世界の主要国の特別なプロジェクト等に使用される、希少な石材です。

BATH ZONE


浴槽、床面、腰板部はバルスストーン、壁面、天井は天然檜の木質というツートーンで構成された自然素材あふれる洗練された浴室空間。
縞目の木部が光と影を織りなし、シンプルながらもやわらかな立体感と、飽きのこない設計が施されています。


ミラー

壁面からやや突き出すように配置
されたステンレス製ミラー。


天井

壁面から連続した檜の天井。スリットデザインも同様にあしらわれ、一体的な空間が広がります。

浴槽、腰板と連続した一体感ある床面。

商品全体イメージ